YOKOHAMA OPEN SUP RACE 2018|参加レポート編
何度となく漕いできたみなとみらいハーバーで開催されるSUPレース「YOKOHAMA OPEN SUP RACE 2018」。ぜひ参加してみたかったので、今回、初参加してきました。
開催日は、2018年10月21日(日)。昨年の台風とはうってかわって、晴天で気温も暖かく、ほんとに気持ちのよいコンディションでした。
SUPレースの内容は、よくある3km/6kmのディスタンスコースレースではなく、500mほどのショートコースを2回のタイム計測で予選を実施する、という初めて経験するスプリントスタイルのレース参加となりました。
レースの形式が、面白いものでしたので、どんなレースだったかのご紹介レポートです。
8名ほどのグループ別で予選のタイムトライアル
こちらのように、各グループ8名ほどに分かれての実施です。男子37名、女子16名の参加者から、合計タイムの順位で、準決勝、決勝のレースを行う、という形式です。
ボードは、主催者側で用意してくれます。パドルとライジャケだけの持参なので、楽ちんです。また、参加者全員同じボードで漕ぐワンデザインレースのため、ボード性能による差が出ないのもいつものレースとは違います。
予選スタート
まずは、予選から。用意してもらえたボードは二種類。
12.6×30のツーリングボードredpaddleのSPORT。これ、僕の持っているボードと同じですね。もう一つは、10.8×32のオールラウンドボードredpaddleのRIDEです。こちらも何度か乗った事あるものでした。
それぞれでコースを変えてのタイムトライアルです。
まずは、12.6ボードはこちらの写真の外側のコース。ターンは2回でゆるやかなもの、600mほどのコースです。10.6ボードは、内側のコース。ターンを3回の、こちらも500mほどのコースです。
順番は、このような流れで、各グループごとに、順番にボードを乗り換えながらのトライアルです。
僕は、Aグループでしたので、しょっぱなの12.6からスタートです。→予選漕ぎの動画編は、こちらから。
基本平水面ですので、漕ぎやすいのですが、他の人の曳き波に入ると、急に揺れます。安定していると油断していることもあり、左右両方からの曳き波でグラっとくると、一瞬焦ります。さらに、曳き波に入ると、急にボード滑らなくなります。このあたり、波を物ともせずに、うまく漕げると良さそうです。
予選二本目は、10.8のRIDEで計測。こちらは、回しやすいボードでもあるので、ターン3つで戻ってきます。逆に、ボードの抵抗があるので前には進みづらさもあります。こっちは曳き波入ると、ボード先端が潜ってしまったりと、うまく前後のコントロールしてあげるのが良さそうでした。
ターンは、距離短いので差もつきづらいため、ブイまわりは常に混戦です。この中で、うまくすり抜けて回っていくのも技を求められるあたりです。
12時過ぎあたりで、全員の予選終了です。この間に、用意してもらったシウマイ弁当でお昼です。
途中4人のりドラゴンのレースを挟んで、セミファイナル、ファイナルとなります。
準決勝&決勝へ
セミファイナル、ファイナルは、12.6ボードで、予選の10.8のコースとほぼ同様のターン3回を含めたコースで競います。
男子セミファイナルは、8名x2グループ。各グループの上位4名が、ファイナルへ。女子は、8名でファイナルです。写真の赤字の番号がファイナルでのゼッケン番号ですね。僕も14位で、セミファイナルにGO!
このあたりになると、途中のドラゴンレースも全員参加のため、3から4回漕いでいることになります。いろいろな状況で漕げることがとっても楽しい、のですが、一方で、ほぼ短距離走状態で、全力で漕いできているため、5回目6回目の漕ぎとなってくると「キツく」もなってきます。「500mくらいなら」とゆるいものだと思っていたのですが、6回漕ぐと3kmですね。。。途中、インターバルをはさみながらとは言え、それぞれ全力で漕いでくるので、最後はなかなかにキツイ状況でした。これも新たな経験でした。
そんな中、男性セミファイナル2本、女子ファイナル、男子ファイナルと行われ、無事最終順位も決定しました。
僕自身の結果としては、ぎりぎりファイナルにも残ることができ、個人8位/37人。ドラゴン4位/13チームと嬉しい結果となりました。がんばったー❗個人&ドラゴン合わせると、予選2本、ドラゴン2本、セミファイナル&ファイナルと、合計6本、漕ぐことができて、大変満足でした。漕ぎなれたフィールド、漕ぎなれたボードと、あまり緊張することもなく、力を出し切れたのでよかったです!
今回表彰式は失礼させてもらって、お先に「野毛」に繰り出して、ドラゴンにも一緒に参加したチームのみなさんとの打ち上げへ。個人戦からドラゴンレースまで、楽しい話題にことかかず、最後まで楽しい一日となりました。
レース中は普段の漕ぎでは会えない人々とも話しのできる機会にもなり、嬉しい時間になりました。当日スタッフの皆様も楽しそうに笑顔で運営されているのも印象的で、みなとみらいの雰囲気と合わせて、明るく和やかでありながらも「漕ぐ」ことに関しては本気で取り組める、という、ビーチ開催のレースとは違うイベントとして、貴重なレースに参加できました。
終わってみると、予想していた以上に「楽しく」もあり「キツく」もありました。たくさん漕いできたみなとみらいで、ここまで漕ぐことに集中して、参加者の方々と全力で競いながら漕げたことは、大変貴重な経験でした。開催にあたっては、準備〜当日と主催者のみなさまのおかげで楽しく気持ちよく参加することができました。
ほんとに感謝です。ありがとうございました!
合わせて、写真を使わせていただきました横浜SUP倶楽部さんのFB、葉山オーシャンスポーツの皆さま、ありがとうございます!