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  • ワンウェイSUPツーリング、今回は途中で断念。。

    2020.2.14カテゴリー: 更新情報SUP日記, タグ: 秋谷葉山SUPワンウェイツーリング

    先日、1way(ワンウエイ)でのSUPツーリングに行ってきました。

    何回か行ったことはあったのですが、今回初めて、予定よりもかなり手前で断念しました。そんな中での、出発前の計画、海上でのコース取り、行くか?やめるか?の判断、の3つについて、書いてみます。

     

    1.出発前の計画

    今回は、葉山の真名瀬海岸を出発して、城ヶ島までの17kmほどを目標に計画しました。こんな感じのルートです。

    候補日が2日ありました。

    一つは、曇りで、風弱く、海面穏やかそう。だが、気温が5度前後と、寒そうな日。

    もう一つは、晴れて、気温も10度以上、風は3から5mくらいで少しありそう、波も少しありそう。でも、風向きが、だいたいの向きとしては、追い風気味。予報によっては昼は弱め。

    ということで、かなり迷ったのですが「やっぱり、晴れてて暖かいほうがいいかなー」ということで、後者の日程を選択です。

    あくまで予報ベースの予想なので、風と波がどんな感じかは、実際に海に出てみないと最後はわからなそうです。なので、もし、漕いでみて厳しそうであれば、途中で上陸リタイア、のエスケープ計画も想定して晴れの日に決行です。

    2.海上でのコース取り

    予報通りに、暖かい日で、ひさしぶりにインフレータブルボード膨らましたりして、荷物も載せて、準備完了です。

    漕ぎ出しは、ちょうどよい感じ。富士山も見えて、晴れてて暖かいし、水もキレイ!

    気持ちよく、漕ぎ始めます。

    が、沖に出てみると、やや風が吹いています。

    途中までは、陸沿いでいこう、と思っていたのですが、沖に流され気味です。

    3km地点の尾ヶ島を超えると、大きめの定置網に近づきます。定置網の開始地点と終了地点に大きな旗が立っています。この写真は、以前に撮った陸側にある旗です。

    この旗をスタートに、浮きのようなものが沖に向かって連なっています。

    突っ切ってしまうと「網を切ったりしてしまい、大変なことになる」という話しも聞きますので、どちらかを回るんですが、ちょうど、真ん中あたりに、着いてしまいそうです。

    「真ん中、通れないのかな?」と見ていると、遠くにもう一本旗が見えています。「もしかしたら、途中で隙間があったりしないかな?」と目をこらしつつ見ていると、あっという間に流されて、沖側の旗が急に近く見えてきました。

    もう一回地図を見て、現在地と方向を確認すると、沖を通ったとしても、そのまま真っすぐに、城ヶ島を目指せば、距離としては、最短コース。

    「まあ、風も追い風気味だし、今日は沖コースで行ってみるか!」

    と、沖側を回ることにします。

    すでに、だいぶ近づいていたので、少し向かい風でしたが、浮きブイに沿って、戻ります。

    グルっと、沖側の終点地点を回って、無事通過。

    いつも陸に近いコースを漕いでいたので、初の沖側コースに、ちょっとドキドキしながらも、先に進みます。

    3.行くか?やめるか?

    そんなことをしていると、だんだん風が強くなってきました。風波も出てきます。見回すと、波頭がとがってきて、たまに白くなってきています。さらに、風の向きが、進みたい方向と、ちょーっとずれてきています。。北風だと、真っ直ぐなんですが、予報どおりの北東かそれよりも東寄りの風になっている様子。

    「どうしよう。。このまま行くか?今のうちに、陸に近づいて、いったん様子見たほうがいいか?」迷います。

    横からの風波が強くなってきて、いきたい方向に漕ぎ進むのが、大変になってきました。斜めの風と波で押されるのは、やはり苦手です。。早くも、太腿の大腿四頭筋あたりが「イタイよ、」と言い始めています。

    このさき、13kmくらいあるので「このままの状況では無理だよな。。」

    風と波の向きをもう一度確認してみても、やはり、流されていくと、目的地からは大きく離れて「相模湾のど真ん中に押し流されていきそうだよな。。」と、ちょっと不安になりました。

    風向きが、もっと真後ろから吹いてくれて、流されていても、目的地に向かっていれば、行っていたかもしれません。

    が、今回は、断念して陸に戻ることにしました。

    一度休んで、風が止むようなら、もう一回検討しよう、と決めて、まずは陸へ。風と波を正面に、向かいに見える久留和海岸あたりを目指します。こういうときに、すぐに上陸できそうな場所がわかっているコースだと、安心ですね。

    そうは行っても、なかなか進まないし、風もやまないので、しばらく漕ぎ続けました。

    ひさしぶりのインフレータブルでしたが、風が強いと、ボードの向きが回りやすい気がしました。そのあたりハートボードより、大変なのかもしれません。

    なので、斜めに漕ぐと、気持ち的にも体力的にも、すっごいストレスなので、とりあえず、風を真正面に受けて、陸に近づきました。

    しばらく漕いでいたら、なんとか、久留和海岸のテトラポッドまで到着!
    消波ブロックの影は、風よけになって、ゆっくり休めてひと安心でした。風なければ、水キレイだし、よい日だったなー。

    ひと休みして、隣にある秋谷まで漕いでみたのですが、やはり風が吹きやまず、今回は秋谷で、上陸することにしました。

    無事上陸し、ワンウェイツーリング、7kmほどで、終了です。

    まとめ

    実際に漕いだコースはこんな感じでした。4あたりで、定置網を迂回し、5,6あたりで、向かい風の中、陸に戻る、という感じですね。蛇行の記録が、風に流されてる感を表しています。

     

    ひとりでワンウェイ漕ぎ、目的地の城ヶ島までは遠く届きませんでしたが、予想と実際の海況の違い、途中エスケープの想定と実行、海上でのコースどりの判断など、初めて経験できたこともありました。

    小さな冒険感は、たっぷりと味わえたし、かなり沖側を漕いでみたりと、自然の中の時間を楽しめました。漕ぎ足りない分は、秋谷の湾内を3キロ漕いで、埋め合わせでした。

    自分の、漕ぐ力、当日の体調、状況への対応力など、で、どこまで行けそうか!?の判断も変わってきますね。

    次回は、もう少しのんびりと行けそうな日を狙いたいと思います。今度は、城ヶ島まで、行けるかなー?まあ、そのうちに行けるでしょー。楽しみです。

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