風でタープが張れないときは。。。
一日海辺でゆっくり過ごそうかと、SUP、食料、スノーケル、持参で三浦の三戸浜海岸まで行ってきました。
まずはタープを張って、ベースづくりを、とスタートです。
ところが!「ぜんぜん張れない❗」
予想では、午前中は、風も弱め、のハズだったのですが、9時過ぎに到着したところ、ビーチでも結構な風が吹いています。
風、かなり強かったようで、メインポールを立ち上げて、他のペグをいじっていると、どこかのペグが抜けていく。。。ぺしゃんと。。無残な感じです。。。
うーん、困った。
「ビーチでのタープ張りには、岩を使う」っていうのがあったな、ということで、見回してみると、いい感じの岩がたくさん転がっています。タープの紐を引っ掛けて、みます。
「お、いい感じかも」と思ったのもつかの間、ちょっと突風が吹いたり、風向きが変わると、岩が動いて、ロープが外れて、バタバタと。。。
このあたりで、諦めそうになりました。
今日は、帰ろうかなと。。。なんか前回さらっと立ち上がったので、今回もうまくいくだろう、と思っていたせいか、「風で立ち上げられない」ということに、ショックと焦りで、うまく考えられなかったようです。
ただ、周囲にはテントや日よけを立てている人たちもたくさんいたので、きっとなんとかなるだろう。ちょっと休憩して、落ち着いて考えよう。なんかよい方法があるはずと。いったん手を休めて、冷静になってみました。
- ペグは、三戸浜の砂場が深いためか、抜けやすいので、ダメ。
- 岩を使うのは、ワルクない。ただ、動いてしまう。だったら、動かないくらいのもっと重いのにすればいいか。
- あと、岩にロープをひっかけるだけだと、ずれたときに外れてしまう。岩にロープを結ぶときに、長さを調整できる、なんとか結びで、というのがあったな。ちょっと調べて、これをやってみようか。
メインポールだけでも、重い岩で、動かなければ、なんとかなるのではないか。と、ちょっと光が見えてきました。このアイデアで、やってみます。
まずは、重い岩。ちゃんとありました。ギリギリ持ち上げられるくらいで、そんなに離れてない場所に。三戸浜は、自然の残る海岸のせいか、流木や岩とか、たくさんあるのが助かります。
参考動画:「登山 テント 張り綱を石に結ぶ方法 ロープワーク」
次に、ロープワークです。「タープ 岩 結び方」で検索して、でてきた動画を見ながらやってみます。
できた。
岩に合わせて、輪っかのサイズを調整できるので、岩が動いても、外れなくなりました。うまく立ち上がりました。嬉しいです。やればできる子になった気がします。
岩なので、サイド側の張り綱を引っ張る方向も調整しやすく、ちょうどよい感じに張れました。
片側が風でつぶれるので、流木さして高さを上げてみたり。
なんとか、立ち上がりましたー!!
結構頑丈に仕上がったようで、このあと、かなりの突風で周りのタープが外れたりとしていても、しっかりと頑張ってくれました。
しかし、ここまでで力使い果たしてしまい、SUP膨らます気もおきず、炭に火をつける気にもならず、スノーケルで水に入る気にもならず。
とりあえず、よくやった、休んで次は考えよう。しばらく動けませんでした。
あー、でも無事立ち上がってよかった。かれこれ到着後1時間半ほど経過していました。。。次回は、風あってもスムーズに行けるでしょう。
その後、予想より時間が押してきたのもあり、片付けを考えると広げる気にならない、という問題もあり、スノーケリングと炭焼き肉は、諦めました。
SUPブログらしく、やはりメインはSUPだな、ということで、午後になり風も波もあれてきつつありましたが、漕ぎに行ってきました。
足元に黄色いのが写ってるのが見えますね。戻ってきても、しっかり倒れずに立っていてくれました。
往復で6kmほど。風と波もあり、変化もあって楽しめました。
風吹いているときのSUP漕ぎは少し慣れてきたのですが、SUP&CAMPは、また違うものが求められる。。。また一つ理解が深まりました。